講演会

日時 令和7年10月17日(金)13:30~15:00(90分)
会場 東京ビッグサイト レセプションホールA
講師 佐々木 葉 氏【早稲田大学 創造理工学部 社会環境工学科 教授】
(土木学会 第112代会長)
演題 高速道路から始まった土木のデザインーそのあゆみと現代的意義ー

プロフィール

1961年鎌倉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、東京工業大学大学院修了(中村良夫研究室所属)。
東京大学助手、名古屋大学助手、日本福祉大学助教授などを経て2003年より早稲田大学社会環境工学科教授。
NPO郡上八幡水の学校副理事長。土木学会第112代会長。
著書に「土木デザインーひと・まち・自然をつなぐ仕事」 (土木学会出版文化賞)、「ゼロから学ぶ土木の基本ー景観とデザイン」など。
デザイン監修作品に、りんどう橋(有形登録文化財)、霞橋(土木学会田中賞)、天竜峡大橋(土木学会デザイン賞)など。

講演概要

土木の分野における景観研究やデザインは、高速道路から始まりました。安全で快適なドライブを誰もが楽しむことができる。
これは人々の世界観を変えるほどの出来事でした。
そのために尽力した日本の高速道路黎明期の技術者の仕事から、今日に至るまでの土木のデザインの広がりをたどってみます。
そこからインフラストラクチュアをデザインすることの意味と大切さを一緒に考えてみましょう。