土木関係

高速道路の橋梁技術史 ―技術への飽くなき挑戦―

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高速道路の橋梁技術史 ―技術への飽くなき挑戦―

発行 令和5年9月
定価 12,540円(本体11,400円+税)送料別
要約 日本に高速道路ができて60年を超え、過去の橋梁技術を振り返り、その知見を今後の更新や維持管理に活かすべく、「高速道路の橋梁技術史」を取りまとめました。経時的な技術基準の変遷も含め、総論、コンクリート橋、鋼橋、下部構造、基礎構造、支承および付属物、耐震設計、改築といった流れで大変わかりやすく、読者にとって大変有用な1冊となっています。
目次
 第1 章 総論
1.1 高速道路における橋梁
1.2 橋梁技術の変遷 
1.3 技術基準の変遷 
コラム 高速道路橋の形式選定に関する話題
    静岡県内新東名の橋梁計画について
    湯瀬五橋の計画、設計、施工

第2 章 コンクリート橋
2.1 概要
2.2 コンクリート材料
2.3 連続構造 
2.4 PC 箱桁橋
2.5 斜張橋・エクストラドーズド橋
2.6 PC 箱桁断面の構造
2.7 プレキャストセグメント構造 
2.8 アーチ構造
2.9 その他の構造
2.10 コンクリート橋の保全
コラム RC 床版からプレキャストPC 床版へ
    温泉郷に架けるアーチ橋 ~コンクリートが腐る?~

第3 章 鋼橋
3.1 概要
3.2 鋼橋の形式 
3.3 製作 
3.4 鋼材 
3.5 架設
3.6 床版 
3.7 防錆・防食
3.8 保全
3.9 大規模更新 鋼橋のRC 床版の更新
3.10 騒音・振動
3.11 耐風安定性関連 
3.12 特異事象
コラム 関門橋~純国産を目指して~
    名港トリトンの主塔形状と塗装色そして仲間たち
    21 世紀の橋造りを提案、少数主桁橋の誕生~ホロナイ川橋~

第4 章 下部構造
4.1 概要
4.2 橋台
4.3 橋脚 
コラム 沼尾川橋・片品川橋・永井川橋
    インテグラルアバット橋

第5 章 基礎構造
5.1 概要
5.2 直接基礎
5.3 杭基礎
5.4 深礎基礎
5.5 ケーソン基礎
5.6 鋼管矢板基礎
5.7 地中連続壁基礎
コラム 浜名大橋建設の思い出

第6 章 支承および付属物
6.1 支承
6.2 伸縮装置 
6.3 排水装置 
6.4 橋梁用防護柵 
6.5 検査路
6.6 遮音壁
コラム ゴム製荷重支持型伸縮装置の損傷事例

第7 章 耐震設計
7.1 耐震設計の変遷
7.2 耐震設計法
7.3 耐震補強工法(保全)
7.4 地震による被災復旧の実績

第8 章 改築
8.1 概要
8.2 名神改築
8.3 東名改築 
8.4 中央道改築 
8.5 京葉道路改築
参考資料
索引